(1) 学校評価のための組織
組織図

(2) 学校評価の年間計画
月 | 実施計画 | 月 | 実施計画 |
4 | 重点目標、学校関係者評価を実施する主な評価項目の設定 | 11 | 外部評価の実施 |
6 | PTA、学校評議員への公表 | 1 | 年度末評価の実施 |
9 | 中間評価の実施 | 2 | 外部評価の実施 |
(3) 本年度(令和3年度)の学校評価
本年度の 重点目標 | 1 授業規律・学習習慣を確立し、規範意識を高める。 2 防災意識の向上と地域への情報発信力の向上。 | ||
項目(担当) | 重点目標 | 具体的方策 | 留意事項 |
総務部 | 広報活動 | ホームページの有効活用 | PTA活動や校内行事をホームページに公開する。体験入学と学校説明会を行い、中学生、その保護者や中学校教員にも本校の実情を伝える機会を増やす。 |
防災活動 | 津波避難訓練、三校合同津波避難訓練の実施 | 地震や災害における避難経路や手順を生徒に理解させる。 | |
教務部 | 基礎学力の向上 | 魅力ある授業実践 評価方法の研究 | 基礎基本の充実を図るとともにアクティブラーニングやICTを取り入れるなどして、生徒が主体的に取り組み深い学びにつながる授業展開を目指す。 各種研究活動内容を共有する。 |
生徒指導部 | 規律意識の向上 | 身だしなみ指導 遅刻指導 各種集会指導 | 身だしなみ指導、遅刻指導を通して、規範意識の向上を図り、規律ある生活を送れるように支援する。 各種集会での正しい身だしなみと態度を養い、より良い集団作りを目指す。 |
登下校のマナー向上 | 交通安全講話の開催 地域からの意見の周知徹底 校外指導 | 危険な行為や迷惑行為を自覚させる。 通学マナーを伝えるとともに、それを守ることの必要性を繰り返し説く。 | |
進路指導部 | 学習指導・キャリア教育の3か年計画の確立 | 各学年、学期ごとの学習到達目標を設定 生徒の能動的な進路学習の計画 | 学年ごとの学習到達目標とキャリア教育の到達目標を教員間で共有する。 生徒が進路選択について主体的に考え、行動できるような進路ガイダンスを計画する。 |
保健部 | 生徒の心身の健康増進 | 健康観察や自己管理能力の向上 | 健康観察、個別の指導計画、保健室来室、スクールカウンセラー相談者の状況を共有し、生徒指導に生かす。 感染症予防への注意喚起を促す。 |
環境美化・安全の推進 | 美化委員会の活動の活性化 安全点検の実施 | 美化委員による清掃点検を実施し、生徒の環境美化と安全に対する意識を高めていく。 教員による安全点検を実施し、環境や設備への意識を高める。 | |
生徒会部 | 部活動の活性化 | 学年会、部活動顧問との連携 部活動における安全の確保 | 1年学年団と部顧問との情報交換を密にする。 下校時刻、環境の整備など、安全面で配慮する。 |
生徒会活動の充実 | 生徒会顧問教員、生徒会役員、常任委員会の三者間の協力 | 生徒の自主的な発案を促進できるような組織づくり、雰囲気づくりを支援する。 | |
情報管理部 | 図書業務及び情報処理のマニュアル化(継続) | 昨年度マニュアル化できなかった残りの業務のマニュアル化推進 | 業務の引継ぎが円滑にできるように、業務のマニュアル化を図る。 |
3年 | 自覚と責任 | 最上級生としての自覚、身だしなみ指導の充実 | 礼儀と節度をわきまえ、常に身だしなみを整え、場に応じた適切な言動をとることができるように指導する。 |
自主性と協調性 | リーダーシップ、フォロワーシップの育成 | 学校生活全ての場面で各学年の範となり、リーダーシップに優れ、社会に貢献できる生徒を育てる。 | |
進路目標の実現 | 進路実現の支援 | 自己の進路目標について主体的に考え、その実現向けてねばり強く謙虚に挑戦し続ける精神を涵養する。 | |
項目(担当) | 重点目標 | 具体的方策 | 留意事項 |
2年 | 自覚と責任 | 集団の中での役割の自覚、身だしなみ指導の充実 | 全教員で連携して、生徒への声かけを積極的に行い、正しい身だしなみで過ごすよう指導する。 |
学力の向上 | 授業の充実、各生徒の習熟度に応じた学習指導 | 授業を大切にする姿勢を養う。各生徒の学力に応じた学習指導を、各教科と連携して継続的に行う。 | |
進路目標の設定 | LTやKT、個人面談の充実、進路指導部との連携 | 具体的な進路目標の設定に向けLTやKTの内容を工夫する。また、面談で進路意識を高めさせる。 | |
1年 | 高校生としての自覚と行動 | 基本的生活習慣の確立、積極的な挨拶の励行、特別活動の推奨 | 繰り返し声かけをし、遅刻防止、正しい身だしなみを促す。挨拶をしやすい雰囲気を作る。特別活動への積極的な参加を促す。 |
基礎学力の向上 | 基礎基本の定着、授業規律の向上、家庭学習習慣の定着 | 基礎内容の定着を図る。授業に集中できる雰囲気づくり、環境整備を心がける。課題提出を徹底する。 | |
進路研究 | 多様な進路研究と職業観の育成、類型・コースの選択 | LTやKT、個人面談を通して、自己分析を啓発する。進路適性を考えさせ、進路実現への足掛かりとさせる。 | |
生活文化科 | 生活文化科の活性化 | 行事や活動の活性化と広報活動の充実 | コロナ禍のもと、可能な範囲で行えるよう、行事の検討をする。今年度の研究課題でもある「基本的生活習慣を整える」ことに重点を置き、授業の内容を工夫し、地域への発信につなげていく。 |
教科指導の充実 | 基礎基本の習得と学習意欲・態度・マナー向上 | 生徒が主体的に取り組める授業展開を工夫する。 | |
学校関係者評価を実施する主な評価項目 | 1 授業規律と規範意識の確立 2 防災意識、地域への情報発信状況 3 学校いじめ防止基本方針に基づく取組 4 業務改善に向けた取組、教職員の多忙化解消 |
(4) 前年度(令和2年度)の学校評価
ア 自己評価結果等
前年度の 重点目標 | 1 授業規律と学習習慣を確立するとともに、自主性の向上を図る。 2 道徳性と社会性を育成し、人権尊重意識・情報モラル・規範意識の向上を図る。 | ||
項目(担当) | 重点目標 | 具体的方策 | 評価と課題 |
総務部 | 広報活動 | ホームページの有効活用、中学生への本校を知る機会を増やす。 | 中学生体験入学は中学校の通知範囲を拡大し、広く参加を呼び掛けた。そのおかげで、西尾市外からも参加する中学生が増えた。新型コロナウイルス感染症の影響による行事削減でホームページの有効活用はできなかった。来年度は行事が行われるごとに発信できるようにしたい。 |
防災活動 | 津波避難訓練、三校合同津波避難訓練の実施 | 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1年生による避難経路確認を行った。三校合同は3密回避のため、本校だけの単独開催で行う予定だったが雨天のため中止となった。次年度は、全校による避難訓練をできれば複数回実施したい。また火災避難訓練も実施したい。 | |
教務部 | 基礎学力の向上 | 魅力ある授業実践 評価方法の研究 | 臨時休業中にICTを利用した授業実践の研究がなされ、再開後の授業に生かされている。一方、体験的な学びや協働的な学びについては、新型コロナウイルス感染症予防のため制約が多く、厳しい状況が続いている。 各種研究会が中止されてはいるが、観点別評価についての準備を進める必要がある。校内でオンラインでの研修等に参加できる環境が整備できるとよい。 |
生徒指導部 | ネットトラブルの防止 | 情報モラル講話の開催 ネットパトロールの活用 「心のアンケート」の見直し | 西尾警察署職員を招き、1年生を対象に情報モラル講話を実施し、生徒は真剣に聴くことができた。 本年度はネットパトロールに挙がる生徒は出ていない。 「心のアンケート」をマーク方式に変更した。今後マークの塗り方の指導をしていく必要がある。 |
登下校のマナー向上 | 交通安全講話の開催 地域からの意見の周知徹底 校外指導 | 交通安全講話は3密を避けるために学年ごとに実施。全学年興味をもって聞くことができた。 交通マナーの意識喚起のために堤防道路に「のぼり」を設置。 本年度から下校指導を考査週間中に変更。 先生方の意識も向上している。これからはより組織的な体制を構築していきたい。 | |
項目(担当) | 重点目標 | 具体的方策 | 評価と課題 |
進路指導部 | 進学指導、就職指導の充実 | 主体的な学習習慣の確立を促す 入試研究 企業研究 | 進路指導室の整備、書籍・参考書類の充実を図り、生徒が主体的に進路実現に向かうための環境を整えた。今年度後半は進路指導室利用者数は減少し、赤本等の参考書の貸出数は増加。新型コロナウイルス感染症拡大防止をきっかけに、家庭学習を充実させる方法も考えたい。 新入試については次年度以降も入試研究を継続したい。企業研究についても、今年度は学校休業のため時間の確保が難しかったが、その時間を確保したい。 |
保健部 | 生徒の健康増進 | 健康観察や自己管理能力の向上 | 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための物品の用意及び掲示物や配布物の作成によって、生徒自身が自主的に体調管理や衛生管理を行えるようにできた。 |
環境美化・安全の推進 | 美化委員会の活動の活性化 安全点検の実施 | 月に一回、生徒による安全点検の結果と、教員による安全点検の結果を照らし合わせることで、環境整備に繋げることができた。 | |
生徒会部 | 部活動の活性化 | 学年会、部活動顧問との連携 部活動における安全の確保 | 部員生徒による部活動紹介は中止になったが、新入生オリエンテーションで部活動の活動内容、部の雰囲気を1年生に伝え、部活動選択に役立てることができた。 安全面では、保健部等と協力して熱中症対策、新型コロナウイルス感染症対策を行い、それらを予防することができた。 |
生徒会活動の充実 | 生徒会顧問教員、生徒会役員、常任委員会の、三者間の協力 | 生徒会教員の指導の下、生徒会役員、常任委員会ともに各々の役割を果たすことができた。 | |
情報管理部 | 図書業務及び情報処理のマニュアル化 | 各種業務をマニュアル化し、業務の受け渡しが円滑になるようにする | 一部の業務についてはマニュアル化できたが、まだまだ全業務については完成に至っていない。 |
3年 | 自覚と責任 | 最上級生としての自覚、身だしなみ指導の充実 | 各自進路実現に向けて、落ち着いて学校生活を送ることができた。身だしなみに関しても、大きく乱れることなく過ごすことができた。 |
自主性と協調性 | リーダーシップ、フォロワーシップの育成 | 様々な制約が発生した本年度ではあったが、そのような状況の中でも学校行事を通してしっかりとリーダーシップを発揮している姿を見ることができた。 | |
進路目標の実現 | 進路実現の支援 | 学年の先生がたのご指導のおかげで、多くの変更や期間の短縮などのイレギュラーが発生する中でも、可能な限りの充実した指導を行うことができた。 | |
2年 | 自覚と責任 | 集団の中での役割の自覚、身だしなみ指導の充実 | 身だしなみは概ね良好だが、一部生徒の頭髪指導(染髪や技巧)に苦慮している。学校行事で上級生の姿を見て、次年度の行事への意欲が高まった生徒が多い。 |
学力の向上 | 授業の充実、各生徒の習熟度に応じた学習指導 | 授業の様子は良好であるが、一部生徒が集中力を欠く。成績不振者へのケアに加えて、成績上位者への指導も充実してきている。 | |
進路目標の設定 | LTやKT、個人面談の充実、進路指導部との連携 | 進路について真剣に考える生徒が増えた。一人一人の進路実現に向けて、何をすべきかよく考えさせて、一刻も早く行動に移させる必要がある。 | |
1年 | 生活や行動の自立 | 基本的生活習慣の確立、積極的な挨拶の励行、課外活動の推奨 | 積極的に挨拶ができる生徒が多い。遅刻数も少なく、規律ある学校生活を送ることができた。また、部活動へ積極的に参加し、学校生活を意欲的に過ごす生徒が多い。 |
基礎学力の向上 | 基礎基本の定着、授業規律の向上、家庭学習習慣の定着 | 学習習慣が身についていない生徒が多く、時間をかけて指導しているが学習の基礎基本が身についていない。 | |
進路研究 | 多様な進路研究と職業観の育成、類型・コースの選択 | 進路ガイダンス、進路研究、職業研究を通して、幅広い選択肢を知ることができた。 | |
生活文化科 | 生活文化科の活性化 | 行事や活動の活性化と広報活動の充実 | 新型コロナウイルス感染症の影響でほとんどの行事が実施できず、生徒が主体的に参加することが難しい中、各種講習会、あいさつ運動等が実施できてよかった。数は少ないが講習会等をホームページに掲載できた。 |
教科指導の充実 | 外部講師の導入による教員の指導力向上と教科指導充実 | 例年行っている講習会に加え、今年度はSTEMを利用して教員の指導力向上に活用できるような講習会を受け、教科指導に活かすことができた。今後、どのような講習会が適切か吟味して、さらに充実したものにしていきたい。 | |
学校関係者評価を実施する主な評価項目 | 1 授業規律と学習習慣の確立、基礎的・基本的な知識と技術の習得 2 地域への貢献と地域への情報発信 3 職員の働き方改革の進展 |
イ 学校関係者評価結果等
学校関係者評価を実施する主な評価項目 | 学習指導における授業の充実について 進路指導における進路意識の向上について 生徒指導における交通マナーの向上について 生徒会活動、学校行事の充実について |
自己評価結果について | 自己責任や自主性を持った人間を育てるようにしてほしい。 リーダーシップがとれるような積極的な人間を育ててほしい。 マスク着用など新型コロナウイルス拡大防止に努めてほしい。 |
今後の改善方策について | 読書習慣のない生徒が多いので、図書館で楽しいイベントを実施していくとよい。 |
その他(学校関係者評価委員から出された主な意見、要望) | 今年度、保護者アンケートを実施して保護者の率直な意見を集約したのは評価できる。 保護者アンケートの回答率が8割弱で学校への関心が高いことがわかった。その一方で、子どもとのコミュニケーションが十分に図られていないため、学校のことがほとんどわからない保護者もいることがわかったので、学校は保護者への発信を一層充実したらよい。 |
学校関係者評価委員会の構成及び評価時期 | 構成・・・学校評議員 評価時期・・・2月 |